『Tour N A Z O』〜三覚〜
@梅田クラブクワトロ 10月24日公演。
People In The Box東名阪ツアーの真ん中です。
今回のツアーはNAZOと称して、それぞれ違ったコンセプトでのライブ。
公演でガラッとセトリも変わってるみたいですよ。贅沢…
さて、大阪公演はメンバー3人がそれぞれセトリをショートプロデュース。
意外とそれぞれ雰囲気が変わって聴きごたえがありました。
【波多野裕文セトリ】
1.親愛なるニュートン街の
・派手なMCはなく、穏やかなスタート。
・「そっと忍ばせる口笛」のフレーズで口笛を吹く波多野さん。楽しそうだ。
・最後のサビの前に緩やかなセッションあり。
2.マルタ
・ベースラインがずんと響く。
3.ダンス、ダンス、ダンス
・軽快に聴こえる。気持ちいい。
4.翻訳機
MCタイムで本公演の趣旨を説明。
「耳慣れない言葉だと思うんですけど、メンバーがそれぞれショートプロデュースしています」
5.リマ
・「1か月早いメリークリスマス」とのことでスタート。心の中で2か月!って突っ込む。
波多野さんのセトリは一番短く5曲。
派手さはないが、今振り返ると余韻の深いセトリだと思う。
近年のピープルの雰囲気に近い。
出だしのニュートン、特に良かったなあ。
【山口大吾セトリ】
6.木曜日 / 寝室
7.レテビーチ
・大吾さんのドラム捌きを見ているだけで楽しい。リズム隊の掛け合いもバッチリ。
8.レントゲン
・久々に聴いたような…!
大吾マンの相変わらず楽しいMCタイム。
仕切りにオッス!オッス!と叫んでコール&レスポンスを求めてはりました。
「今日梅田クラブクワトロが会場なんですけど、昔、心斎橋クラブクワトロってのがあって、そこで大阪初ワンマンで『レントゲン』を演ったんです。なので、今日演ってみました」
「次に演奏する曲はPVあるのに、あれぇ?二軍三軍扱いになってない?って曲です。一軍に引きずりだしたいと思い選んでみました」
9.ストックホルム
・確かにライブであまり聴かないような…結構好きな曲なんですけどね。
「皆さん、物販で胴着売ったら買う?買う人手挙げて!いねえ…300円なら買う人…う~ん、ちらほら居る…はい!」
続いて物販紹介タイム。
1枚で浴槽が空っぽになるほど吸収率のいいタオルや、ウォールウォールウォールマグがあるそうです。
10.スルツェイ
11.ユリイカ
・2曲ともキラキラして凄く良かった
12.新曲
・「神様は嘘をつく」「いってらっしゃい見てらっしゃい」というフレーズが印象的な曲。 前の公演でもやってたかな。
・不穏と希望が入り混じって、ピープルらしい良い1曲。彼らはぶれないな。
一番僕好みのセトリ。
従来のピープルの賑やかさがよく詰まった7曲。
意外と古い選曲が多く、懐かしい気持ちになった。
【福井健太セトリ】(大吾マン曰く「運動会みたいなセトリ」)
13.聖者たち
・歪んだベースソロとともにスタート。
14.ベルリン
・本当に運動会みたいにリズム隊が忙しそう。。
・この曲に限らず、時折ベースを打ち弾いて腕を下ろす姿勢が格好いい。
15.馬
健太さん渾身のMC
「皆さん、楽しんでますか?ショートプロデュース、以前東京でやったんです。今回大阪でもやりたいと思ってて、今回晴れて実現しました!」
「え~・・・限界です」
大吾マン「・・・限界だってよ」
健太さん「ぇぇっ、ぶっ殺しにいくんでよろしくぅーー!!」
16.市民
17.天使の胃袋
18.ペーパートリップ
・最後の曲は健太さん加入前。
よくこんな選曲したな。変な曲ばっかり…!
普段控えめな健太さんですが、実は結構ヤバい人なんじゃないかってこの日初めて思いました。
最後にペーパートリップなのもよい。
トリッキーなピープルが堪能できるセトリでした。
アンコールの拍手が沸き起こるも、この日はここで終了。
残念…
されど、古めで勢いのある選曲、懐かしさも相俟って不思議な満足感に覆われた公演だった。
やっぱり、このバンドは本当に面白いな!